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放課後等デイサービスの自立支援とは?~那覇の児童デイサービスまはろの事例紹介も

ADHDや発達に特性を持つ子どもたちの可能性を伸ばす場として、放課後等デイサービスという選択肢があります。

放課後等デイサービスはしばしば「障がい児の学童」とも称されますが、その内容は大きく異なります。学童が預かりや見守りに重点を置くのに対し、放課後等デイサービスではそれぞれの障がいや発達状況に合わせて作成された個別支援計画に基づき、多彩な支援プログラムを受けることが可能です。

こういった障がい児の「育ち」に関する支援について調べる際、よく耳にするのが「自立支援」という言葉です。
言葉自体はよく耳にするものの、実際にどういうものなのかイメージが湧かないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では放課後等デイサービスの自立支援について、那覇市・宜野湾市の児童デイサービスまはろの事例をまじえてご紹介しています。

自立支援とは

自立支援とは障がいを持つ方がそれぞれの特性や能力に応じて、自立した社会生活を送れるように支援することです。
障がい児の支援は児童福祉法や障害者総合支援法に基づいており、子どもの発達状況やご家庭の事情に応じて、必要な支援を組み合わせて利用することができます。

放課後等デイサービスにおいて「自立支援」という言葉を使う場合、障がいや発達に特性を持つ子どもたちが生活能力向上のための訓練や、社会との交流体験を行うことを指します。
進学や就職などライフステージの変化に備えた訓練や、一人ひとりが抱えている「難しいこと」「できないこと」との付き合い方を学んでいくのです。

放デイでできる自立支援とは

放課後等デイサービスで行われるさまざまな支援には「療育」という言葉が使われます。

療育とは困りごとを解決する「治療」の側面と、自立支援や日常生活の充実を目指す「教育」の側面を合わせた取り組みのことです。
障がいや発達に特性を持つ子どもたちが、それぞれのペースに合わせて「できること」を増やすことを目的としています。

療育は症状や生活のしづらさを緩和するのにくわえて、子どもたちがこれから社会で生きていくための力を下支えする土台にもなる大切なものです。
まはろには児童福祉法に基づいて障がい児の自立を支援するために、さまざまな専門家たちが活躍しています。
定められた基準人員より多くスタッフを配置し、きめ細かく目配りをしているのも特徴です。

児童デイサービスまはろの療育支援とそのねらい

それでは、放課後等デイサービスではどのような自立支援を行っているのでしょうか。
児童デイサービスまはろで実際に行っている事例をご紹介したいと思います。

やる気スイッチ監修スポーツプログラム

まはろのスポーツカリキュラムは、あらゆる運動競技の根幹にある9つの基本動作(走る・跳ぶ・投げる・打つ・捕る・蹴る・組む・バランス・リズム)のセオリーに基づき、発達障がいを持つ子どもに合わせて組まれたプログラムです。

身体を自由に動かすということは、すべての行動の基本になるものです。
まはろスポーツカリキュラムでは、楽しみながら課題に取り組める多彩なメニューを取り揃えています。
運動神経の基礎を伸ばすだけでなく、ストレス発散効果も期待できます。

発達障がいを持つ子どもは、運動に対して苦手意識を持っているケースも少なくありません。運動を成功させることで自己肯定感を高め、自信をつけていくのにつながります。

SST(ソーシャルスキルトレーニング)

ソーシャルスキルとは社会で人と関わりながら生きていくために必要な、対人関係や自己管理能力を指します。
他人との関わりは進学や就職だけでなく、豊かな人間関係を構築するうえで欠かせないものです。

障がいを抱えた子どもは相手の気持ちを読み取ったり、相手の話を理解しながら落ち着いて対話するのが苦手なことが多く、気持ちを理解してもらえないストレスに晒されていることも少なくありません。
SSTは認知行動療法のひとつで認知(ものの受け取り方、考え方)に働きかけ、この心理的ストレスを軽減していくものです。

まはろでは週1回以上SSTプログラムを実施していますが、年齢や発達段階に応じて段階的にトレーニングを進めていきます。

未就学、低学年の子どもにはトレーニングの前段階として、「ただいま」「おはよう」などの挨拶、呼ばれた時の返事、順番を守るなどのルールを教えます。

価値観が徐々に固まっていき自我が表出する中学年・高学年になると、より具体的なコミュニケーションのトレーニングを行います。
頼み事をしたり、やめてほしいことを相手に伝えるなど、他人に気持ちを伝えるだけでなく折り合いをつけることも学んでいくのです。
他人との距離の取り方、表情などの非言語的スキル、受け流すなど気持ちをコントロールするスキルも身につけていきます。

進学や就労など進路がより具体的になってくる中学生・高校生になると、ロールプレイに合わせて同世代の子どものアドバイスも取り入れながら子ども自身が設定した目標に向けて、自分で必要なスキルを選択します。
採用面接や身だしなみ、社会的マナー、就労後に陥りやすい困難を想定して、具体的な訓練も行います。

コミュニケーションスキルやより良い人間関係を構築できる力は、どのような進路を選ぶとしても非常に大切なものです。子どもたちが自分の未来を選べるよう、自立を支援していきます。

体験学習

児童デイサービスまはろでは地元の企業や団体の協力を得て、民間商業施設へ出かけての体験学習など課外活動も行っています。

障がいを持つ子どもたちは、生活のさまざまなシーンで困り感や難しさを抱えています。
体験学習では生活に密着したさまざまな体験を通して、落ち着いて手順を踏んで取り組んでいくことを学びます。

たとえば町のお店に行って、自分が欲しい品物を選びお金を払う。こういった実体験を通して、子どもたちは社会生活に必要な知識を楽しく身につけることができます。

自立支援プログラム

自立支援プログラムは日常生活でうまくできない動作や、コミュニケーションでつまずく部分など、それぞれが抱えている問題に対して丁寧にアプローチする支援プログラムです。

それぞれの障がいに精通したリハビリの専門職が、課題をひとつひとつ丁寧に解決に導き自信を回復させます。

自立支援を受ける際に知っておきたいポイント

ここでは実際に自立支援を受けるにあたり、よくご質問を受けるポイントや知っておきたいことについてまとめました。

うちの子が支援を受けられる対象か分からない

放課後等デイサービスの利用には、障害手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳などの手帳を所持しているか、発達の特性について医師の診断書が必要です。

「うちの子は対象になるの?」という場合や、どのような手続きをすれば良いのかなど、申請からサービス開始まで自社相談支援事業所でまるごとサポートいたします。

自立支援の成果はどのくらいで出るの?

療育支援は早くから始めるほうが良いとは言われていますが、これは早く成果が出るという意味ではありません。
自立支援はそれぞれの抱えている障がいや発達状況と向き合いながら、長いスパンで続けていくべき取り組みです。

放課後等デイサービスは小学1年生から高校3年生まで通うことができるため、長期的な視点で子どもを見守りながら自立支援を行うことが可能です。
一緒に過ごす時間が長いので、子どもたちとスタッフの信頼関係を築きやすいのも特徴です。

どんな支援が合っているのか分からない

支援を受ける前に児童発達支援管理責任者が子どもとご家族の状況をしっかり把握し、一人ひとりの能力や課題に合わせた個別支援計画を作成します。
プロの目から見て最も必要な療育支援をご提案しますので、気になっていることや不安な点はお気軽にご相談ください。

療育にあたるスタッフは児童発達支援管理責任者、児童指導員、保育士などに加えて、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などさまざまな分野のプロフェッショナルばかりです。
それぞれに専門分野から多角的に子どもたちの自立をサポートしますので、どうぞご安心ください。

おわりに

自立支援というと難しく感じますが、子どもたち一人ひとりの「できること」「難しいこと」をよく見極め、障がいとの付き合い方を学んでいくことも大切です。
児童デイサービスまはろではたくさんの療育プログラムを用意し、一人ひとりに合わせた支援を行っています。
どうぞお気軽にご相談ください。